とある日曜日の昼下がり。沢山の方々が真剣な眼差しでテーブルに向っています。
いったい何が起こっているのかと申しますと、皆さん一生懸命書道に取り組まれているのです。
月に2回ほどの頻度で、書道の先生にあいぜんへお越しいただき、書道教室を開催しています。先生は、書道だけでなく、その時書いている文字にまつわるお話なども交えながらおひとりおひとりの字をみてくださいます。
書道はやり直しが利かないため、皆さん、先生のお手本を参考にしながらひと文字ひと文字を、いえ、一画一画を丁寧に書こうと非常に集中されています。普段はお喋りがお好きな方も、口を閉じて集中されていたりするので、新たな一面が垣間見られることもあります。そして、何度も書き直しをされた末に、ご自身納得の作品が書き上がった時は、その達成感溢れる表情で、私たちも嬉しい気分を味わっています。